ども!ヤッパリです!
前回、Windows 7 から 10 へ無償アップグレードした話を書きましたが、実はあの話には少し続きがあります。
Windows 10 へアップグレードした後、CPUをCore i5 2500KからCore i7 6700Kに換装しました。
何を書いているかよく解らないかもしれませんが、世間一般で通じるように翻訳します。
「パソコンを買い替えた」
この言い方の場合、出費がかさむように聞こえてしまうため、我が家では
「CPUを換装した」
と発音しています。
※ちょっと聞いても「何を言っているのかよく解らない」のがポイント
Skylake 6700Kのベンチマーク結果@蒼天のイシュガルド
さっそく「Skylake Core i7 6700K」へ変更したベンチマークの結果を記載します。
見せてもらおうか最新のCPUの実力とやらを。
今回、以下の構成でFF14ベンチマークを測定しました。
グラフィックボードは両方の環境で同じGTX980を使用しています。
ベンチマーク環境
▽換装前
【OS】 Windows 10 Pro 64bit
【CPU】Intel Core i5 2500K(第二世代 Sandy Bridge)
【M/B】ASUS P8Z68-V PRO
【VGA】ZOTAC GTX980
▽換装後
【OS】 Windows 10 Pro 64bit
【CPU】Intel Core i7 6700K(第六世代 Skylake)
【M/B】ASUS Z170 PRO GAMING
【VGA】ZOTAC GTX980
ベンチマーク結果@1920×1080 最高品質
換装前@2500K(4.4GHz動作) スコア12626
換装後@6700K(ノーマル動作)スコア13265
換装後@6700K(OC4.6GHz動作)スコア13349
12626 → 13265(オーバークロック時13349)
……5年前のCPUと最新CPUで、スコアはほとんど変わりがないだと!
FF14のベンチマーク結果では、1割未満の変化しかありませんでした。
最新CPU?Skylake?なにそれ美味しいの?
ベンチマーク上で1割の変化=体感的にはどんな感じ?
正直なところ、
「え?変わった?前と同じだよねコレ」
というレベルです。
具体例で言えば、セ○ンイ○ブンの「生まれ変わったカフェドーナツ!」くらいの差。さっぱり違いがわからない。(むしろミスドでいい)
2500Kと6700Kの実力:その他のゲームでは効果はあるのか?
FF14のベンチマークの場合、最高品質ではほぼ変わりませんでしたが、その他のゲームではどうでしょうか?
OverClocks.netさんのフォーラムで、まさに同じ物件による検証比較がありましたので結果を引用します。
Crysis3-all max 1920×1080 + SMAA.Test method https://www.youtube.com/watch?v=dSRPOp3ss5Y
2500k fraps log Avg: 50.839 – Min: 38 – Max: 786700k fraps log Avg: 77.112 – Min: 72 – Max: 82GTA5-all max 1920×1080 + 2xMSAA.Advanced settings all max.Test method is driving in city https://www.youtube.com/watch?v=G4aEWP2pAEE
2500k fraps log Avg: 59.276 – Min: 48 – Max: 686700k fraps log Avg: 65.094 – Min: 51 – Max: 77Far cry4– 1920×1080 Ultra.Test method is is when you leave pagan ming palace until car crash https://www.youtube.com/watch?v=LJBDENSqLSo
2500k fraps log Avg: 81.496 – Min: 55 – Max: 996700k fraps log Avg: 86.963 – Min: 70 – Max: 106Witcher3– 1920×1080 all max.Hairworks off,DOF off.Test methodhttps://www.youtube.com/watch?v=Eiw3nqsxLmA
2500k fraps log Avg: 58.565 – Min: 46 – Max: 716700k fraps log Avg: 67.163 – Min: 58 – Max: 77
ゲームごとのFPS(フレームレート毎秒)の測定結果です。最大(MAX)と最低(Min)、平均(Avg)のFPSです。
確かに6700Kの方が2500Kよりも優秀な値が出ていますが、結果の多くはわずか1割~程度に収まっており、5年前のCPUと思えないほど2500Kが健闘しています。今回、そんな6700Kに気合いを入れるため、CPU殻割りをしてオーバークロックも実施しましたが、高まるのは消費電力とCPUの温度ばかりでした。ごめんなさい。
※ちなみにCPUの殻割とはこんな作業です。
→【外部リンク】【番外編】Core i7-6700Kの殻割りでTIMを確認し殻割りの意義をチェックする
スポンサーリンク
6700Kのメリットとデメリット
○メリット:2500Kから6700Kに変えてよかった事
このままでは、5年前のCPUが最新のCPUとあんまり変わらない、となってしまうので、改善した所を書きます。
ローディング速度は(ベンチ上)大幅に改善
ベンチマーク上のローディング速度は大幅に改善しました。
1.換装前@2500K(4.4GHz動作) 12626 / 21.429sec
2.換装後@6700K(ノーマル動作)13265 / 14.892sec
FF14のインストール先は、1と2の両方に同じSSD(crucial CT250MX200)を使用しています。
にも関わらず、大幅にローディング時間が短縮しました。※M/B変更のSATAの速度改善?
ただ、以前ハードディスクからSSDに換装した記事を書き、その時は待ち時間が約半分になり、実ゲーム中も大きな恩恵を感じました。
今回はですね、正直ベンチ上では大幅に数値は短縮されたものの、ゲーム中ではあまり恩恵を感じられません。。
Skylake世代CPU 6700Kのデメリット
×使用できるOSが縛られてしまう
一方、デメリットとして、Skylake以降のCPUでは、使用できるOSがWindows 10 に限定されてしまうという事が発表されています。
古いOSでしか動かないアプリケーション/ゲームなどを継続して使いたい場合、この縛りがネックになる可能性は十分考えられます。
次世代プロセッサはWindows 10のみ対応、SkylakeのWindows 7/8.1サポート終了は2017年7月という衝撃 (1/2)
結論:PCゲームを快適に遊びたいなら、グラボを買い替えよう!
残念ながら、2015年に登場したCPU(コードネーム Skylake)「Core i7 6700K」は5年間の進歩を感じさせるCPU性能ではないと言わざるを得ません。
使用しているCPUがSandy Bridge以降の場合、予算をグラフィックボードに回した方がきっと幸せになれます!(GTX1080も発表されたし)
4月にIntelがリストラ計画を発表していましたがちょっと納得です。
スポンサーリンク